町田の夜の街に繰出す前に、とりあえず日本酒をあおっていくスタイルを完成させた!それも安価に、出来るだけバラエティのある日本酒銘柄を飲んでいくスタイルである。
日本酒立ち呑みが充実してきた町田駅周辺
なにしろ町田駅周辺に、そういったニーズに応える店が出来てきているのである。これまでも大衆酒場とか居酒屋とかそういった店は沢山あったものの、日本酒銘柄と等級をチェックしつつ立ち呑みでストイックに飲み続ける店はそうそう無かった。2014年にラーメン町田商店のあるビル2Fに、日本酒飲み放題酒場日本酒ラボがオープンしたのが皮切りだろうか。そして今年は立ち呑み栗原ができ、蔵家SAKELABOができたりと地味に層が厚くなってきている。
角打ちとか立ち呑みについては、相模大野や町田でも成瀬とかの方が充実していたらしいのだが、とにかく町田駅から歩いていけるところにできたことが重要なのだ。ということで、まさに町田駅の隣とも言える立地の立ち呑み栗原にまず寄ってみよう。
様々な銘柄を少量から頼めるシステムの2F
立ち呑み栗原の場所は、小田急町田駅を出てすぐの丸いマクドナルドとか三井住友銀行とかのある辺りだ。シックな看板が店名を主張しているので分かり易い。
ビルの通りに面していない側面側に回ると、シックなポスターと本日のメニューが貼ってあるのでさらに分かり易い。
メニューに書いてあるとおり、日本酒は1杯200円から頼める。その他立ち呑み屋らしく、ツマミ類は缶詰などがある。階段を上って2Fに入るとカウンターとテーブルが何脚かあって、そこで立ち呑みをするかたちになる。窓があって眼下にさっき歩いてきた道が見えるので、黄昏れながらグイグイやっちゃっていい。14:00からやっているのでシラフの通行人の流れを見下ろしながら飲むのも一興。店内客同士の没干渉な感じも、気を使う必要がなくて楽だ。
3Fと4Fはセットになっていて、また頼める銘柄が異なるらしい。さかや栗原というやはり成瀬の方の酒販店が経営する店らしく、ラインナップのバラエティに富む。そして酒販店の経営だから角打ちみたいなシステムになっており安いのだ。
え、3F4Fは1時間飲み放題になっている?
1杯数百円でちょっとずつちょっとずつ、さあ今日は呑みまくるぞと意気込んで数十分ほど。後方のカウンターに新たな客がやって来て、カウンターのお姉さんが店のシステムなんかを説明し始めている。「3F4Fは1時間1000円で飲み放題になってまして、冷蔵庫の酒を勝手に注いで呑むシステムになっています」。え、そっちの方が断然良かった!もう1000円オーバー飲んじゃったよ。
記憶を遡ってみれば、確かにそのようなシステムが階段横の貼り紙に書いてあったかも…
この日は意気消沈して帰路につくのであった。ちなみにこの飲み放題システム、あまりに破格の値段に流石に採算が取れなかったのか、11月より1時間2000円(ミネラルウォーター1本&おつまみ付)とまあまあ適正価格に変わったようだ。明らかに2Fで飲むのが損に思える価格だったから、無理もない。
再訪優先度
何がなんでも再訪したい!ということはないかもしれないけれども、ちょっと時間が空いた時にどんな銘柄が入っているか気になって見に行ってしまいそう。早くから開いていることもあり、まさに0.5軒目需要。
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