多摩境駅前にオープンしたさかい珈琲 名古屋めしは町田に根付くだろうか

町田マルイのリニューアルに伴い、名古屋の喫茶店「猿カフェ」が5Fに入居し、町田のもつ不思議な誘引力について思い知った昨今。
同じ東海地方の喫茶店チェーンである「さかい珈琲」も、東海地方外の最初の出店先を町田市に設定したようだ。ひゃーっ!

さかい珈琲とは

さかい珈琲というチェーンも、岐阜県の各務原市を発祥とした比較的新興(とは言っても、昭和62年創業だけれど)の喫茶店チェーンで、静岡県の浜松市を含む東海地方に数店ほどの支店をもつ。東海圏の人に聞くと、そこそこの認知度はあるのではないかと思われる。
猿カフェほどアヴァンギャルドではない喫茶で、東海圏の喫茶店の特徴であるモーニングや名古屋めしメニューを取り揃えつつ、個人経営の喫茶店より清潔感のある、落ち着ける内装となっている。コメダ珈琲店にも近いけれど、より東海地方カルチャーが見え隠れする感じだろうか。

多摩境駅前に出店

今回出店先となるのは、京王相模原線の多摩境駅前。以前は「チェントペルチェント」というイタリアンレストランが営業していた場所(チェントペルチェントは1年ほどでの撤退となるわけだ)。

東京都町田市小山ヶ丘5-1-2

さかい珈琲と多摩境で掛け言葉のようになっているのが意図的なのかは分からないけれど、リサーチ出店の場所として町田市を選択したことにはやはり注目してしまう。
町田市といえば、九州を本拠地とするうどんやチェーンの「ウエスト」も町田街道沿いで長らく営業している。根付いてしまえば、異質なカルチャーでも問題なく受け容れられるという特徴が町田市にはあるのかもしれない。

名古屋の喫茶店に行くと必ず注文するのが、鉄板イタリアン(ナポリタン)。美味くはないしまずくもないけれど、注文して卵の層が鉄板の上に出来ているのを見ると、ほっとする感じ。

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