今回は町田を離れて、川崎市多摩区の生田までお出かけ。
そもそも生田ってどこ?
生田駅というのは、小田急線で読売ランド前駅と向ヶ丘遊園駅に挟まれた小さな駅。近辺に明治大学と専修大学の生田キャンパスがある。その他周辺には団地がオンパレード状態だけれど、特にこれといったものが無い駅だ。小田急線と交わるようにJR武蔵野線が走っているけれども、線路を走る電車を住民は手を振って見送る事しか出来ない。府中本町駅より鶴見駅までのおよそ30km区間は旅客輸送を行っていないので、駅が無いのだ。地図を眺めても、白黒のストライプが延々と伸びているだけ、まるで新幹線が通過しているみたい、という珍しい光景が見られる。
駅からすぐの二郎系 麺処なると
とは言っても、大学キャンパスのお膝元だ。若者向けの料理屋なんかが沢山あるに違いないと期待して探しまわると、驚く程食べられるところは少ない。
そんな環境下で、駅前商店街のまさに好立地に、二郎系ラーメンを提供する麺処なるとなる店を発見した(看板色もちょっと二郎っぽい)。
まさに学生向けっぽい鳥幸という飲み屋の隣にくっついて営業しており、経営者は一緒であるらしい。昼時に全然混んでいないのが不安だが、とりあえず門をくぐってみよう。
普通のインスパイア感 魚粉は偉大
事前情報として、入店前にレビュー等を調べてみた結果、ランチタイムには麺の大盛りが無料で頼めるらしい。店内の壁や食券機など見ても、それらしき案内を見つける事が出来なかったので、日本語が少したどたどしい店員をつかまえておそるおそる大盛りで注文。まあ会計の際に有料でもそこまでショックではない。ラーメンは550円から。さすが学生街。
量はまあ値段なりで。ヤサイは全部もやしではないかと思われる。ブタは普通の薄いチャーシュー。全体的にまあ値段なりか、コスパやや得といったところ。
スープの印象の少なさに対して、麺は中太で啜りにくいゴワゴワ系。もやしを巻き込んで口に運ぶのが正解の食べ方ではないかと思った。もう少しヤサイの茹で加減などを頑張って欲しいと思ったが、魚粉もあるし口に運ぶのが億劫になる事はない。普通のインスパイア系ですな。
店内には大勝軒とのつながりを示す文句が貼られていたけれど、言われなければ関連性には気付かないレベルかもしれない。まあ、次回はつけ麺を試してみようと少し興味は持った。
生田に用事があることはそうそう無いのだが、立地便利で安く空いているので、永く営業して欲しいです。
再訪優先度
コメント
現地に行ったことがないって一発でわかる記事だな