シバヒロの大江戸ビール祭り2019 & 納涼大人の夏祭り

入口。大江戸ビール祭りののぼり イベント
入口。大江戸ビール祭りののぼり

2014年、かつての町田市役所があった場所に芝生のイベント会場として生を受けた町田シバヒロ。つい最近できたと思ったら2019年でもう5周年となるらしく、記念イベントなるものを開催していた。『シバヒロ5周年記念 納涼大人の夏祭り』というのがイベントのタイトルであったのだが、大人の夏祭りって何なのだろう?そして大人の夏祭り期間の先行開催イベントのようになっているビール祭りとの関連性は?と少し興味を惹くところがあったので、小雨がパラパラ降る中繰り出してきた。

そもそもシバヒロの大江戸ビール祭りとは

シバヒロにテントを並べてやるビアフェスというのは、まさにそういうものをやるためにシバヒロが作られたと言わんがごとく初年度から開催されている。記念すべきシバヒロ一回目のビアフェスは、2014年10月に行われた町田オクトーバーフェスト。町田のオクトーバーフェストはそれ以前にも輸入ビールを扱う専門店の寄り合いみたいな形で行われていたけれども、それがシバヒロというハードを手に入れて規模の大きいリアルイベントに昇華された形だ。楽団が音楽を演奏したりドイツ料理が充実していたりとかなりオクトーバーフェストを再現していたのだが(過去の当サイトレポ記事)、2016年の第3回を最後にやらなくなってしまった。
その代わりにということなのか、純粋なビアフェスである大江戸ビール祭りを昨年2018年から開催するようになった(昨年の当サイトレポ記事)。まだ今年で二回目なのでもしかしたら「町田が大江戸って、相当でっかい大江戸だな」とか「江戸時代の町田ってまだ人類未踏の地じゃね?」とか物言いがついてやめてしまう可能性もあるのだが、とりあえず町田でやるビアフェスの灯火が消えずに残ったというのは嬉しいことなのだ。

今年の大江戸ビール祭り日程と、納涼大人の夏祭り

大江戸ビール祭りは昨年と同じく7月の海の日の週末を絡めた日程で行われた。具体的には7月11日(木)〜7月15日(月・祝)。この手のジモティッシュなビアフェスには珍しく平日を入れた5日間もの日数開催していたので、SNSの写真投稿とかで開催を知ってからでも参加出来るイベントであった。
そして海の日が終わってビール祭りも終了、というわけではなく、1日空けて7月17日(水)〜21日(日)までが冒頭で紹介した『シバヒロ5周年記念 納涼大人の夏祭り』とされていたのだ。同じポスターで宣伝していたから夏祭りの方もビールの出店はあるのか、それともビアフェスと全く関係ない健康的な祭りに変わるのかそこがまったく不明、というのが冒頭の疑問。ならばいっそ夏祭りの方だけ参加して確かめてみよう、と決めた。

納涼大人の夏祭りもビアフェス!行ってみたレポ

夕刻会場のシバヒロに着くと、そこにはしっかり大江戸ビール祭りののぼりが。そして芝生の中心部にDJブースがあり、取り囲むようにテント席、さらに外周はビールやフードの屋台という見慣れたビアフェスのレイアウトだった。正直イベント名が変わってビアフェス部分は残っていたとしてもおまけ程度になるのかなと予想していただけに、嬉しい誤算だ。10日間もビアフェスをやっているなんて、町田は素晴らしい街ではないか!

入口。大江戸ビール祭りののぼり

入口。大江戸ビール祭りののぼり

テント席でくつろげる。雨だし屋根はいいね!

テント席でくつろげる。雨だし屋根はいいね!

芝生は連日の雨でぐちょぐちょになっている部分も

芝生は連日の雨でぐちょぐちょになっている部分も

昨年もそうであったが、ビール価格が国内ブルワーの場合最低価格400〜500円くらいからととても良心的であった。そして勿論ビアフェス名物の飲み比べセットなんかも各ブースで用意されていて、4杯1000円くらいからとせんべろが確実に可能。

こういう飲み比べセット

こういう飲み比べセット

上の飲み比べセットは、山梨アウトサイダーブルーイングのもの。今回の出店者は山梨やら岡山やら青森やら地方組が頑張っていた印象。大抵ご当地のフードを携えてやって来てくれるからフードフェスとしてもまあ満足出来るクオリティだろう。
しかしおそらく会場で最も需要があったであろう、チェイサーの水が公式で用意されておらず、また各ブースの出店者もそこに目を付けてラインナップに入れているケースがほぼ無かった。唯一常陸野ネストのブースがレモンスカッシュとかアイスコーヒーとかノンアル飲料を取り揃えていたので、数杯ビールを飲むごとに避難するようにチェーサーとして購入していた。でもこれ正解は会場内ないし外の自動販売機で買う、だったかも。

常陸野ネストブースにたびたびお世話に

常陸野ネストブースにたびたびお世話に

今年も各種メディアでビールが300円から飲める!と謳っていたけれども、実際に300円で売っているのはやはり昨年と同じくEBINA BEERの最少サイズしか発見出来なかった。まあ底値は400円からと考えた方が良い。EBINA BEERはフードもおつまみサイズで値段手頃。

夜になると人も段々増えてきた

夜になると人も段々増えてきた

流石に天気良くなかったので盆踊り大会のような賑わいにはならなかった

流石に天気良くなかったので盆踊り大会のような賑わいにはならなかった

結論。参加してみたけれども大江戸ビール祭りと納涼大人の夏祭りの違いはわからん。まあ10日間もビアフェスやっていたそのことに満足したので、今後も夏祭りだけでなく秋祭りとか春祭りとか様々な名目でビアフェスやれば良い!と思いました。

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