【HELP!】セーラームーンと相模原市の関係についてここ数日ほど悩みっぱなしである

町田市とその周辺で起こった出来事の原因を、超強引にこじつけて記事にしてきたこのサイトであるが、今回はさすがに降参しなければならない。というのも、相模原市の広報さがみはらシティセールスに掲載され、ニュースサイト等でも報じられた以下のニュースについて、脈絡が全く想像できないからである。

相模原市でセーラームーンとコラボした婚姻届を配布、受付可能に

さがみはらシティセールスより引用

相模原市では、将来の人口減少を見据え、本市の交通アクセスの利便性をはじめとする市内の充実した居住環境を広く発信する「定住促進プログラム」の一環として、「美少女戦士セーラームーンCrystal」とのコラボ企画を実施します。
(中略)
90年代に大ブームを引き起こした「美少女戦士セーラームーン」。当時子どもだった人が今では大人になり、結婚し、子どもを育てる親となっています。また、その子どもたちも、2012年より開始された美少女戦士セーラームーン20周年プロジェクトの中で、アニメーションシリーズ「美少女戦士セーラームーンCrystal」の放送などを通じ、親と一緒にファミリーでセーラームーンを楽しんでいます。
本市では、そんなファミリーに、2010年小惑星からの地球帰還を果たした「はやぶさ」誕生の地であり、宇宙(銀河)をテーマにまちづくりを進める本市への興味を持っていただき、家を買う、生活拠点を探そうと思ったときに本市を選んでいただくきっかけとなれば、との想いを込めてセーラームーンCrystalとのコラボレーション企画を実施いたします。
(中略)
「相模原市オリジナル婚姻届」を、12月21日より期間限定で配布します。自治体が配布する婚姻届にアニメキャラクターを採用するのは“全国初の取り組み”です(本市調べ)。

まず、引用の最初の部分から何を言っているのかよくわからない。文章によれば、定住促進のための施策がすなわちセーラームーンとのコラボである。さらに当コラボには、交通アクセスの利便性を含めた市内の居住環境の良さを発信する力があるらしい。
セーラームーンを見た親が、子供とセーラームーンCrystalを見ることで家族の団らんが生まれているらしい。これはまあ分からないでもないが、そうした団らんのある家族を対象として、アニメキャラクターをあしらった婚姻届を配布するようである。

離婚&再婚しろというのか。

なにしろコラボグッズを全て手に入れるためには、実際に窓口でこの婚姻届を提出しなければならないのだ。子供さんがどうしてもセーラームーンCrystalのメッセージカードが欲しいとねだったら、不倫サイトにでも登録して相手を見つけて、一日も早く離婚&再婚を成立させないといけない。配布の期限は2016年3月25日までとなっているので、同カップルでの再婚を成立させるのでない限り、女性は6ヶ月間の再婚禁止期間に引っかかってしまう。パパ(あるいは元パパ)に頑張って行きずりの相手を見つけてもらって、なし崩し的結婚をしてもらうしかない!

あと、はやぶさ全然関係ないよね?どちらかと言うと太陽系内だからあかつきを引き合いに出した方が良かったのでは。きっと文章を書いている人があんまり宇宙事業に詳しくない。

そもそもセーラームーンと相模原市の関係はどこに…

こういう地方自治体のアニメ作品コラボでは、大抵原作者の出身地であるとか、物語の舞台であるとかの縁が存在するものである。というか、縁が存在する作品からセレクトする。
で、タイトルに書いたとおり相模原市とセーラームーンの関係がよくわからない。原作者の武内直子氏は山梨県出身。作品の舞台となるのは東京都港区。相模原市は出てこないんじゃないか。
地名・学校名に麻布が頻出するので、麻布大学つながり?でも麻布大学の現在地への移転は1947年なので、原作の連載期間でも麻布には無かった。

全く関連性が分からない。というより、関連性は皆無だけれど担当者の趣味だけで決めてないだろうか。
セーラームン好きの結婚予定カップルは、もう少し作品と縁があって将来的にもコラボの可能性がある自治体で入籍した方が良いと思いますね。月に代わって忠告しときます。

セーラームーンCrystalは20周年記念の新作シリーズ

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