武装ざまりん登場 相模原市との国境問題に一石か

何気なくニュースをチェックしていた際に目に入ったヘッドライン。

「ざまりん、武装」(毎日新聞
「武装ざまりん陸自無断作成」(カナロコ

座間市の殺るキャラ ざまりん

昨年度に行われたゆるキャラグランプリでは、全国総合26位、神奈川県内では1位の座を獲得したざまりんである。兵は拙速を尊ぶというが、青天の霹靂ともいえる今回の武装蜂起の背景が、この熱狂的な民衆支持にあることは疑いようのないことであろう。
武装ざまりんが手に持つのは、自衛隊の制式化された自動小銃、89式5.56mm小銃である。武装勢力が使用する武器というものが、ときにスポンサーの素性について雄弁に語るというが、この場合ざまりんを陰から操っているのは座間駐屯地にいる陸上自衛隊で間違いないだろう。現に上に引用したヘッドラインの2つめのものは、陸自がタリバーンのような武装勢力、武装ざまりん(仮称)を独断により組織したことを示唆する。満州事変以来、75年ぶり2回目の暴走である。
今思えば、ざまりんのテーマ曲「ざまりんりん」は、「ざまりん(突如の武装化により、周辺地域をじゅう)りん」の略語であった。核兵器廃絶平和都市宣言をうたい、”憲法9条をノーベル賞に”という活動の中心として相模原市と協調してきた座間市の動きは、周辺地域に非武装状態を作り出し、軍事パラダイムの圧倒的なギャップによる電撃作戦の成功を可能にさせるためのブラフであった。座間おそろしや。

とりあえず相武台を取り返そう

武装ざまりんの主目的とは、これは積年の仇敵である相模原市への軍事侵攻につきるだろう。相模原市というより、陸軍士官学校に相武台という名称が下賜された際に座間町への吸収合併を拒んだ新磯村に対する制圧を行うつもりだ。座間市と新磯村が軍事的緊張状態にあるということは、それぞれの地域が偵察のため巨大な大凧を飛ばし合っているという事実からも読み取れる。北緯35.497度線で相模原市側と座間市側に不自然に南北分断されている座間キャンプも、今回の作戦が成功した暁には無事に座間市に併呑される手はずだ。陸自もニッコリ。

座間市のコメントも、特に問題視はしていないようで…

今回の陸自の暴走について、NHKの記事では座間市の担当者からコメントをとっている。

座間市の担当者は「申請があった場合にも使用を認めるかどうかは分からないが、きちんと申請してほしかった」と話しています。

ということで、問題の焦点を申請の有無に見ている辺り、申請がきちんとされていたら特に問題視することもなく公認を与えていたのでは。
まあ冷静に考えれば武将のゆるキャラなんかは武装しているわけだし、うかつにも公認を与えてしまい全国のゆるキャラの刀狩りが行われるようなややこしい問題に発展しなくて良かったです。

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