リニア開通に向けて 相模原→名古屋→飯田間でのマーモセット外交

「パンダ外交」という言葉がある。この言葉は中国共産党が動物園の人気者、パンダの貸与を外交ツールとして積極的に用いる様を表しており、珍奇な動物を自らの意向に従順な国にのみ与えることで差別待遇を演出するという、中華思想、冊封体制の粋が詰まったやり方である。

パンダ外交、歴とした学術用語である

リニア停車駅自治体を移動するマーモセット

さて、このパンダ外交に通じるやり方が、つい先頃リニア中央新幹線の開通を待ちわびる三都市の間でも行われたということにお気づきだろうか。パンダの代わりに譲渡されるのはマーモセット。南米に生息するオマキザル科の動物で、体調約20cm、体重は250gほどになる。
今回譲渡されるのは2匹のマーモセットで、雌雄のつがい。2015年の8月に生まれたマーモセットは相模原市で育てられ、その後JAXAの名古屋空港飛行研究拠点で無重力実験に使われていた。実験の完了とともにJAXA側から飯田市の飯田動物園へと寄贈の打診があり、3月下旬には動物園側に引き渡され、4月5月の連休を目処に一般公開がされるようだ。
つまりこの2匹のマーモセットは相模原市から名古屋、そして飯田市へと移動したことになるが、どういったわけかこの三都市はリニア中央新幹線の停車駅というつながりがある。これは2027年のリニア中央新幹線名古屋品川間開通を見据えた外交的アクションであったに違いない。

すると相模原市は名古屋国の自治州に?

パンダ外交の肝は、中国が外交ツールとして使うパンダの産地がチベット人の多く住む自治区であるということ。パンダは外向きの外交ツールであるとともに、中国国内の民族独立派に対して”お前のものは俺のもの”的な共産党の示威行動でもあるわけだ。今回飯田市に寄贈されたマーモセットが相模原市出身だと気付かれることはなく、飯田市の人々は名古屋からのありがたい贈り物を喜ぶことだろう。
リニアの開通に向けて、順調に相模原市を名古屋の植民地とする動きが始まっている。相模原市民は来る名古屋化時代に向けて、今から名古屋めしを食べて名古屋走りの練習をしておかないといけませんぞ。

名古屋ルール、歴とした学術用語である(嘘)

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