2027年に開業するリニア中央新幹線で、品川→相模原→甲府の次に停車駅となるはずの、飯田市。正直リニアの話がふって湧くまでは、その存在を知るよしもなかった。
けれども、リニアが開通すれば日本の中の選ばれし都市として、相模原市と共に下々の自治体を従え君臨する盟友となるのである。リニア停車駅自治体の文化が互いに影響し合うことを見越して、名古屋県相模原市委員会というコンテンツを作ったけれども、(ほぼ放置状態だけれども)、飯田市とだってわかり合える部分がある筈だ。よし行こう!
飯田市まで長い長い鉄道の旅
でも現状、リニアは開通していない。リニアが通っていれば30分くらいで行けるのだろうけど、相模原駅から飯田駅まで現在の最短所要時間はいかほどか。
うまく接続しても、4時間30分はかかるらしい。うまく接続するというのは、JR横浜線で八王子に出て、スーパーあずさで上諏訪、JR中央本線で岡谷、そしてJR飯田線に乗り換えて飯田着。次点の5時間近くかかる行き方が、JR横浜線で新横浜、のぞみで名古屋、名鉄の高速バスで飯田まで。JR飯田線の特急を捕まえられる時間ならば(1日2往復)、新横浜からひかりで豊橋に出て、そこから特急で飯田まで。
というわけで、お金がないので鈍行で行った(笑)。
長い長い7時間程の鈍行の旅で、我々はようやっと飯田市に着いたのだ…
飯田市と相模原市の共通点はココだ!
飯田駅で下りると、周囲には雪化粧をした山々が広がっていた。空気が綺麗。新京亭の中華そば、美味しかったです。
駅前の案内板を見ると、飯田駅から条里制の街が広がっている。飯田城という城があって、その城下町の端っこが飯田駅になっているようだ。
それにしても飯田市を通るJR飯田線の軌道が不思議な形をしている。それまで三州街道に沿って真っ直ぐ進んでいた飯田線が、西方向に90度折れ曲がって、3kmほど西に進んだ後今度は北東方面に進み三州街道に帰って行くのだ。丁度城下町を周遊できるかのような優雅な路線である。まるでリニア諏訪ルートみたいなナンセンスな…やめとこう。
飯田駅から300mほど歩くと、変なものを見つけた!これは…ラウンドアバウト!
ラウンドアバウトは交差点を円状にすることで、事故等を少なくする仕組み。既存の信号交差点を潰してラウンドアバウトに変えたというのが、この東和町ラウンドアバウトが日本初らしい。誇らしいのか?
で、ラウンドアバウトと言えばこれである。
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Yesの1971年のアルバム、Fragileの中の1曲ですね…
つまり、飯田市はプログレッシブ・ロック!
もう一つ、飯田市の某所にはこの名盤のジャケに写されたモニュメント(のマガイモノ)もある!
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某所…国道153号線の、下山村駅と伊那八幡駅の真ん中辺りにあるマンションの駐車場ですね…。
つまり、飯田市はプログレッシブ・ロック!
相模原市でプログレッシブ・ロックと言えば
飯田市はプログレッシブ・ロックだけれども、相模原市はどうだろうか?相模原市でプログレッシブ・ロックと言えば、重要なバンドがいる。
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KENSOというバンド名の由来は、県立相模原高等学校の通称、”県相”から取られている。つまり、プログレッシブ・ロックだね。
こうしておわかりいただけただろうか。リニア中央新幹線の道は、プログレッシブ・ロックの道!
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