小田急町田駅とJR町田駅。この兄弟舟の2駅は、実は他人の距離感である。地図で見れば一目瞭然だが、
東京都町田市原町田一丁目1-36
こんなに離れている。おかげで小田急線とJR横浜線のスムーズな乗り換えを期待して降りた人は、ペデストリアンデッキを走らないといけない。しかも、急いでいる時に限ってパフォーマーや選挙の候補者などが行く手を遮る。必ず。
何でこんなに離れているかというと、商店街の都合だ。元々はもっと離れていて、これはまずい、くっつけようという話になった時、商店街がくっつけられたら商売上がったりだ!と息巻いたため、中途半端な距離が残された。結局、この2駅の間はペデストリアンデッキで渡るわけだから、商店街もへったくれも無い。結局商売上がったりだよね。
他人っぷりを表わすエピソードとして、最近まで乗り入れ定期が無かったということが挙げられる。そんなにお互いが嫌いなのか!
名前も、JRと小田急で決して同じ名前を使わないよう張り合ってきた。JRは「原町田」、小田急は「新原町田」として開業して、お互いに短い名前合戦を続けた結果両駅とも町田に落ち着いている。そのうち、「町」駅とかになるはず。26万年後くらいかな。
いっそのこと小田急がお得意の国名付けを発揮して、「相模町田」駅とかにすればよい。あるいは、「神奈川県町田」。これで東京都に間違われることも無い。
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