相模川河川敷の大凧まつり 相模原市と座間市でそれぞれ開催

相模原市と座間市は仲が悪いのではないか?とこのサイトでは何回かネタにしてきたけれども、実際にはそのようなことはない。大人の関係である。歴史的経緯で色々あったり相模原市側が提案する鉄道延伸路線がことごとく座間市内の路線と競合するものであったりリニア中央新幹線の建設問題で対立していたりなど、色々あるけれど、断じて仲が悪いことはない、だろう。というか、小田急相模原駅の再開発事業などでは、両市が仲良く連携してくれないと困ってしまうわけである。小田急でない相模原駅の方では、鉄道路線により再開発後の駅周辺が分断されるのを避けるため線路の地中化などが検討されているが、もし相模原市と座間市の仲が悪いままだと、発展したオダサガ駅前の相模原市部分と座間市部分の境にベルリンの壁が建てられる事態になってしまうだろう。
いや、それはそれでオダサガ名所ができるからOKのような気もする(笑)。

子供の日に行われる大凧まつり

さて、昨年も紹介したけれど、相模川沿いの地域で子供の日の行事として行われるのが大凧まつり。この大凧まつりも相模原市の大凧まつりと、座間市の大凧まつりという似通った催しがそれぞれ別に行われる。大凧に書かれる二文字の漢字も、どちらがどちらを真似していると言わず似通っている。

相模原市 相模の大凧まつり概要

相模原市の大凧まつりは、各家で子供の成長を祝うために凧を揚げた風習が、明治初期頃に大勢で揚げる大凧へと転じ、一時期は4地区の持ち回り制となったが、現在では4地区それぞれがそれぞれの凧を揚げるスタイルに戻っている。

新戸会場・勝坂会場

日時
平成26年5月4日(月・祝)・5日(火・祝) 10:00〜16:00
場所
新戸スポーツ広場内
アクセス
JR相模線「相武台下」駅徒歩15分

下磯部会場

日時
平成26年5月4日(月・祝)・5日(火・祝) 10:00〜16:00
場所
相模川河川敷(磯部頭首工下流)
アクセス
小田急小田原線「相武台前」駅から「磯部」行きバス「新磯まちづくりセンター前」バス停徒歩10分
小田急小田原線「相武台前」駅から「原当麻駅」行きバス「勝坂入り口」バス停徒歩15分

上磯辺会場

日時
平成26年5月4日(月・祝)・5日(火・祝) 10:00〜16:00
場所
三段の滝下広場
アクセス
JR相模線「下溝」駅徒歩5分

4会場とも相模川左岸、相模線で言うと下溝駅〜相武台下駅間の南北にわたって会場が続く。ちなみに今年の題字は『隼風』。

座間市 座間市大凧まつり概要

座間市の大凧まつりも、江戸時代に各家の風習として始まり、明治時代に地域の大凧になったという経緯。座間市(前身の座間町)全体で1つの凧を揚げるようになったのは、昭和30年代ということ。昭和23年に相模原市(当時は相模原町)から念願の独立をして、座間ナショナリズムが栄えし頃、というのはこじつけすぎかもしれないが。

座間市大凧まつり会場

日時
平成26年5月4日(日)・5日(月) 10:00くらい〜16:00くらい
場所
相模川グラウンド(座架依橋上流)
神奈川県座間市座間入谷4468
アクセス
JR相模線「相武台下」駅徒歩25分
備考
前後に色々な出し物がある。凧が揚がっているのは4日は11:30〜16:00、5日は11:00〜15:00。詳しくは座間観光協会ページの詳細PDFを参照。

今年の題字は『輝風』。座間市の会場も、相模川の左岸。相武台下駅のやや南側だ。したがって車で行くならば、相模原市の4会場を上流から見て回る流れで、最後に座間市の会場を見ることができる(逆も可)。

当日は会場行きのシャトルバスあり

相模原市も座間市も当日は会場までのシャトルバスを出している。相模原市のシャトルバスはJR相模線相武台駅発で、座間市のシャトルバスは小田急小田原線相武台駅から出ている。そりゃ同じ駅からバスを出したら一触即発だろうけど、ややこしい。あと、相模原市と座間市の合計5会場回ってくれるバスは勿論無いので注意。相武台下駅から西側には、ベルリンの壁があるのです。

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