2014年の武相決戦・相武決戦は町田が三連勝で終わる

サッカーJ3リーグに共に在籍中のFC町田ゼルビアとSC相模原の戦いは、町田のホームゲームの場合武相決戦、相模原のホームゲームの場合相武決戦というように扱われるということは既に紹介した。2014年度の武相決戦・相武決戦は3度行われ、クラブの歴史が長くJ2昇格経験もある町田が相模原を2-0、2-1、2-1というスコアでいずれも破り、町田の三連勝という結果に終わった。
来年度以降も、この武相決戦・相武決戦が盛り上がることが期待される…と言いたいところだが、町田のJ3順位は現在2位。J3で1位フィニッシュのチームは無条件で、2位のチームはJ2の22位のチームとの入れ替え戦の結果によって、J2に昇格を果たすことができるようになっている。そのため、町田が悲願のJ2昇格を果たすと、武相決戦・相武決戦はしばらく見られない可能性が高い。

J2での武相決戦・相武決戦の可能性

SC相模原の順位は現在6位。創設以来勢いのあるチームなので、町田の後を追いかけてJ2に昇格し、J2での武相決戦・相武決戦を期待したいところではある。けれどもJ2昇格のためにはJ2ライセンスが必要、J2ライセンスの取得のためには、ホームスタジアムの座席数が最低10000席以上必要である。ギオンスタジアムの場合は芝生席部分などを改修しないと、J2には昇格できないだろう。そしてこのライセンスを得るためのスタジアム改修というのは、町田がつい先頃通った道である。
町田の場合はスタジアム改修について、町田市の財源で改修を行うということについて批判の声が上がった。相模原の場合にも、そうした批判は起こり得る。そこで、それまでに武相決戦・相武決戦を徹底的に盛り上げて、なるべくスムーズに改修の必要性を訴えていけるように世論醸成をしているところなのだろう。

つまりダービーとはいえ決して殺伐としておらず、持ちつ持たれつの関係であるわけだ。ロマンスカーも、3本に1本くらいなら相模大野に停める余裕を見せている。というわけで、リニアができたら3本に1本くらい町田市に停まってもいいんじゃないかな。

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