郎郎郎(さぶろう)町田店 二郎系だけど苦行はなし好感

郎郎郎の野菜増し グルメ
郎郎郎の野菜増し

どこもかしこも二郎インスパイアの店が増えてきて、無芸大食の輩としては嬉しい悲鳴である。町田駅周辺でも、ぎょうてん屋のぎ郎があり、野郎ラーメンがあり、そして今回紹介する郎郎郎(さぶろう)があり。元々二郎系でないラーメンを提供していた店の二郎っぽいメニューを含めるのならば、町田大勝軒のとんこつ野菜ラーメン、ゴル麺。の豪麺、それからya家という店の一郎ラーメンというメニューなどの選択肢もあるようだ。

郎郎郎でさぶろう

その中で、この郎郎郎という店はチェーン店ながら、出店している街で大抵高評価を得ている。一般評価が高いということは、きっと本家二郎の忠実な再現からかなり外れたメニューなのだろう。店独自のトッピングとして、”辛揚げ”または”揚げ”というものもあり毛色が違うとも聞いたので、興味の向くままシバヒロそばの店舗まで食べにいった。

東京都町田市中町1-30-2

店名、3つの郎でさぶろうと読ませるのは、一見さんに二郎系であるとわかりにくいかもしれない。でっかい黄色い看板に力強い文字で郎郎郎と書いてあるのは、中華チェーンか何かと勘違いしそう。でも上の方に、「にんにく入れますか?」とも書いてあるので、インスパイア系を渡り歩く客にはとても分かり易い。ドア横にはさらに、「にんにく入れますか?しょうがにしときますか?」という老婆心のような文句が書かれている。ちょっと面白い。

郎郎郎の看板

郎郎郎の看板

券売機でお好みの麺量の食券を購入して、トッピング類は食券と引き換えに店員に伝えるスタイル(説明不要?)。300gで680円だから、インスパイア系の相場に近く、町田としてはむしろ安い。にんにくNG、スープは普通、他は全部マシでトッピングは辛揚げを選択した。

郎郎郎の野菜増し

郎郎郎の野菜増し

ご覧のとおり、盛りは結構豪快にやってくれる。野菜のキャベツ率も多めで、もやしタワーになっていない。等しいサイズに切られたキャベツ片とアブラが絡んで、スープに到達する前でも結構食べ勧められる。
ほどほど進んで天地返しをすると、エグみが控え目のやさしいスープがしなった野菜に絡む。麺の太さも標準よりやや細めで、とにかく食べ易いインスパイアであると感じた。

肉もガッカリ肉ではない

肉もガッカリ肉ではない

辛揚げはスープに溶解する

辛揚げはスープに溶解する

辛揚げはうまく味にアクセントをつけるが、決して辛くない。スープ全体に影響を及ぼしてのっぺりとした味にすることもない。全体的な味変えをしたいのであれば、カウンターに置いてある酢を使うと良いだろう。これもよく合う。

なかなか考えられていて美味いじゃない!

二郎インスパイア系にしては、難なく食べられてしまう。おかわりがしたくなる程だ。二郎系の苦行を求める客には物足りないかもしれないが、大盛りラーメンが食べたいけれど、インスパイア系で轟沈するのが怖い…という場合にもオススメできてしまう。

再訪優先度5.0

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